門廻ソロル

Chapter1


……ぐーすぴゅるーぴょー……zzzz……

(《やぁやぁ、皆さんお目覚めでしょうか?》
そんな変声機の音声が流れる中、そいつは呑気に寝ていた。
周りが起きてるだぁ?変な放送流れてるだぁ?そんなの関係ねぇ。
あまりにも自由過ぎる常人離れした生活を送っていた彼にとって、周りにとっての朝は昼でも真夜中でもない。寝たいときに寝る、まず彼には朝昼晩なんて概念は存在しないのだ。
まあしかしそんな彼の自由をぶっ壊す出来事が起きた。
……この時彼は、結構中央近くで寝ていたのだ。)

──おぎょほぉおぉぉぉぉおおおおおぉおぉおおぉおおおおッッ!?!?!?

……およ?およ?およよよよよよ???

(唐突なる爆発、その破裂音とめっっっちゃこっちにベチャチャチャッッと飛来してきたJKのケチャップに身体を釣り上げられたカジキマグロの如く跳ね上がらせ過度な拒絶反応を起こす糸目。
なんだなんだと身体を起こしキョロキョロと見渡せばなんかめっちゃ人居る。なんやこれ。
とりあえず口周りに付いたケチャップを軽くペロリと嘗めとく。
正直まーーーーーーったく放送なんてこれっぽっちも聞いていなかったが、まあ何となく周りのガヤガヤしてるその話声を聞いて大まかに内容を察した。察せちゃうんだよ、天才だからね!!
此処から脱する方法、そう、つまりは──)

はいはーい皆さぁーん!!!!只今俺に殺されたい人絶賛募集中でぇーっす☆wwwwwwww
俺正直謎解きとか面倒なんだよねぇwwwwwwww
ねぇねぇそこの奥さん俺に殺されてくれない?ねぇねぇそこのお兄さん?おねぇさん?ねぇねぇねぇねぇ????wwww
代わりに答えこっそり教えてくれるのでもいいよー???あ、でもそれじゃ死んじゃうっか☆
あ、じゃあじゃあじゃあ!!!!!!分かった人は大大だぁーいヒント!!!!!!絶賛☆募集中でぇーっす!!!!!!wwww

(──そう叫び駆け回る糸目。
こういう思考になっちゃうよ!!天才だからね!!())

  • 最終更新:2018-02-17 23:31:58

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